ゴルフ用語辞典 ネバーアップ・ネバーイン Never-up Never-in
ネバーアップ・ネバーイン Never-up Never-in
改めて説明の必要はないかもしれませんが、皆さんよくご存知のゴルフの「格言」です。
「カップに届かなければ、ボールは入らない」当たり前といえば当たり前なのですが、なかなか難しいのですよね、これが・・・・。
この謂れを調べてみますと、諸説あるのですが、ゴルフの父とされるSTアンドリュースのプロ、T・モリスが残した言葉だとか、
昔からスコットランドに伝えられている古い諺(ことわざ)というのがその筆頭です。
一般的なショットでも通用しますが、特にゴルフのショットの中でパッティングについて謂われることが多いようです。
パッティングの打ち出し直後はボールの勢いが強いため、傾斜や芝目の影響はさほど受けないため、まっすぐ転がっていきますが、
勢いが弱まると、傾斜や芝目の影響を受けやすくなり、大きく曲がって止まってしまいます。
このことから、「曲がってしまう前に入れてしまえ」とか、そもそも「カップに届く勢いがなければ、入るはずもない」といった
考えから生まれた格言のようです。
但し、「ヘッドアップするな、ヘッドアップすればボールは入らない」といった意味で使われる・使われた。との意見もあります。
「パッティングの時にヘッドアップしてしまうとスイング軌道が乱れて(または引っ掛けてしまって)、まっすぐ転ばない。だから、ヘッドアップはするな!」
というわけです。
これにも一理ありますよね。
間違っているわけではないと思いますが、一般的には最初に紹介した方が広く知られているようですね。